インフレの種類 2021 11 3

 アメリカでは、インフレを懸念して、
利上げの話が出ていますが、方法を間違えています。
 今のインフレ懸念は、
原材料費の高騰を受けて、
日用品の値上げを見て、インフレ懸念としています。
 つまり、消費者の需要増加による値上げではなく、
材料費の値上げを小売価格に転嫁したものです。
 原材料費の高騰を牽制するために利上げ、
価格転嫁を牽制するために利上げというのは疑問です。
 もちろん、米国では、給料も上がっていて、
消費者の消費意欲は強いかもしれません。
つまり、需要が主導するインフレかもしれません。
 日本では、給料が上がっていないのに、
食料品の値上げが相次いでいます。
 これで、消費者は、どう動くか。
節約だと思います。
不要不急の消費はやめる。
 ここへ利上げが来ると、
企業側の経済活動が委縮します。
 そもそも、資本主義の発展は、
不要不急の消費にあります。
 消費者も企業も節約に走ったら、どうなるか。
私は、スタグフレーションを懸念しています。
































































































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